今年も今日(5/15)から6/15日まで総務省の[情報通信月間]です。この行事は、1985年(昭和60年)に始まり今年は27年目を迎えます。この企画は、情報通信の普及・拡充を図る事を目的に始められ、今年のテーマーは[デジタルと光が結ぶ、みんなのきずな]です。御案内のように来る7月24日には、東北の一部の地域を除いて地上波は完全デジタル化に移行します。われわれの生活と密接に関わりのある[情報]、特にシニア世代にとつてその有効な活用は極めて大きな課題です。今年の情報通信月間が始まるにあたり、私がかってある会でお話をさせて頂いた事を思いおこしその時の内容を抜粋して書き綴ってみました。従って[情報通信月間]の趣旨とは少しかけ離れた点や記述内容が現在の実体にそぐわない点があります事を御了承ください。

情報化社会とは

事あるたびに[情報化社会][情報化時代]という言葉を耳にすると思いますが、今から30年前の1980年代頃より[情報化]と言う言葉が大流行するようになりました。企業活動でもこれまでは経営を円滑に行う為に必要なものとして人(人材)、もの、(設備、原材料など)金(資金)などが挙げられこれを経営の三大資源と言われてきましたが、この頃からどのような企業、商売においても情報が極めて重要であることが理解される様になり情報が第四の経営資源とさえ言われるようになりました。その後コンピューターの発達により、今日では政治、経済、社会などあらゆる分野で情報の果たす役割が極めて大きいことが実証されています。それらはさておき、情報化社会というのは一言で言えば[情報が自由に、大量に誰でも手に入れる事の出来る社会]の事です。このような社会では大量の情報が経済活動、社会生活のみならず家庭にまで入る事を意味する訳で俗な言葉で言えば情報の氾濫時代でもあります。従ってその中で生活する人々にとって、氾濫する情報をどのように取捨選択するかが、即ち情報をうまく活用して効率的、合理的な家庭生活を送ることが出来るか、間違った情報を鵜呑みにして不幸な結末を迎えるかの別れ道でもあるわけです。かって、かの有名な竹村健一氏は現代は大多数の人々は膨大な情報の洪水に押し流され、氾濫する情報に振り回されているのが実状ではないかと言い、酷評して[情報禍(ワザアイ)時代]と揶揄していていました。

情報の分類

このように私達の生活の中には日々様々な情報が飛び込んで来る訳ですが、これらの情報を大別すると大凡次の様になると思います。

?? 事実に基づく情報   ニュースなど

?? 解説的なもの ニュース解説など

?? 動向(政治、経済、社会など全般) 主張 討論等の評論

?? インタビュー、対談、座談会など

?? 詳説 新製品、薬品などのきめ細かな性能、機能等の情報

?? データー等による情報  アンケート調査 等

?? カタログ、チラシ、マニューアルなど インターネットホームページなど

◇  情報源とは

これらの情報を発信するメディアのことを情報源と言っていますが、我々は日々、新聞、雑誌、書籍などの活字メディア、そしてラジオ、テレビ等の音声・映像メディアと接触しています。これらの中でも新聞、雑誌、ラジオ、テレビを四大マスメディアと称していますが、現代社会の中で大きく発展を続けるインターネットはITメディアまたは電子メディアと呼ばれています。各メディアにはそれぞれのメディア特性が有り、個人個人がその用途に応じてメディアの選択を行っている訳ですが、いずれのメディアと接触する場合にも次の事を心掛ける必要があろうかと思います。

 情報を選択する場合の三つの原則

?? 価値ある情報を選ぶ

?? 特定の情報ばかりでなく広い分野での情報にも目を拡げる

?? 膨大な情報の中から価値ある情報、役に立つ情報に焦点を合わせる等情報を選ぶ為の問題意識をもつ

さて、私はこれまでのビジネス生活の中で民放ラジオ・テレビの仕事に45年余り携わって参りましたが、番組、コマーシャルを家庭に送る送り手の立場からの経験からもマスメディアの持つ良い意味でも、悪い意味でもその影響力が如何に大きいかに常に驚かされつつ、時には視聴者の批判にも曝されながら過ごしてきましたがその経験の上からも今日多くの情報が氾濫する中で現代の家庭生活の中でご家族の主たる情報源はテレビと言っても過言ではないと思っています。先日も某大学の学生さんのメディア接触のついてのアンケートの内容が報告されましたが、今の学生(若者)が一番接触するのはテレビでこれと同じぐらいにインターネットが挙げられており、新聞は極めて低い結果となっています。これはほんの一部の調査ですが概ね今の若者の実体を示しているのではないかと思います。勿論新聞もラジオも雑誌もチラシなども日々の生活の情報源には違いありませんが、人間の視覚と聴覚に訴えるテレビは情報の迅速性などいくつかの面では他のメディアの及ばない優位性だと思います。そこで今回の情報通信月間に因んでラジオ・テレビの北海道での歴史はどのような変遷を辿って来たのか、そして現状はどうなつているかをごく簡略に述べてみたいと思います。

◇  本道におけるラジオ・テレビの歴史

現在では民放のラジオ、テレビを知らない人は皆無ですが、民放が発足した1950年代は草創期でも有り、今から考えると笑い話の様な話も現実の事としてありました。当時の放送の内容、コマーシャルを現在の姿と比べてみますと隔世の感があり、時代の変遷を痛感させられます。
ご年輩の皆様方はご承知の通り戦前の放送はNHKのラジオ放送のみでしたが、戦後アメリカの占領政策で情報の自由化が求められ我が国にも民間放送が生まれることとなりました。我が国で民間放送のテレビが最初にスタートしたのは昭和28年の日本テレビ放送網という局(NTV)で現在後楽園の巨人戦テレビ放送を独占している局と言えばお判りかと思います。
戦後の民間放送は最初はラジオ放送から始まりその後テレビ放送が開始される訳ですが、北海道に関して言えば昭和26年に北海道放送が全国で7番目のラジオ局として設立されラジオ放送を始めたのが最初で昭和27年3月10日北海道で民間ラジオ放送の第一声が発せられたのです。同社は昭和32年にはテレビ放送を開始し、その後昭和34年にSTV、同43年HTB、47年uhb、最後に平成元年TVhが開局し北海道のテレビ局も民放5局時代を迎えました。ラジオについては昭和27年HBC、同37年STV、遅れて昭和57年エフエム北海道(現AIR-G)、平成5年ノースウエイブが開局しラジオ4局となっており、全国同一の放送、又北海道のみの放送などが皆様の耳と目に飛び込んで来ているのが現状です。因みに北海道での最初のラジオ放送は、1928年(昭和3年)6月5日第一声を発したNHK札幌中央放送局(JOIK)、また、テレビ放送は、1956年(昭和31年)12月22日テレビ塔から電波を発射したNHKテレビでした。
テレビの放送形態も最初のモノクロテレビからカラーに変わり、現在は放送衛星によるハイビジョン放送そしてデジタル放送へと画質を含めて大きな変化を見せています。振り返ってみると平成3年勃発した湾岸戦争ではアメリカのCNNテレビが戦争の状況をつぶさにリアルに放送したため、全世界の人々が戦争を劇場映画を見るようだと言われた事を思い出しますが、新しい放送技術の発達により全世界の人々が改めてテレビの持つニュース性に驚かされた訳です。
我が国のテレビが大きく発達したのは勿論戦後の我が国の経済の発展による処が大きいわけですが、昭和25年勃発した朝鮮動乱による特需ブーム、続く30年代の神武景気が、発足して日の浅い民放に大きな支えとなりました。取り分け放送初期の段階の大きな話題は昭和30年代の力道山のプロレスと、昭和34年4月10日の現天皇と美智子さんとのご成婚でありました。皆様も当時の事を覚えていられると思いますが、プロレスを見るため街頭テレビに群衆が群がり、町の喫茶店はテレビ中継をお客呼び込みのキャツチフレーズに使っていた時代です。又、ご成婚に関して言えばこのご成婚パレードをテレビで見るため一挙に受像機が倍くらい増え、この事がこの後の民放テレビ発展の転換期となった訳です。その後電波メディアは時代の寵児として様々な変遷を経ながら今日を迎え、ラジオ・テレビは現在では完全に生活の中に入り、主要な情報源として欠かす事の出来ない媒体となったわけですが、民間放送がスタートして新しく登場したのがCMです。ご承知のようにNHKは受信料を徴収して経営を行っていますが、民間放送はすべて広告主によるCMによって放送企業を経営しています。従って日々のラジオ・テレビの放送はニュースから娯楽を含めた放送内容のほかにコマーシルの存在も忘れてはならないのです。現在ではこれらのCMが日常の生活情報として定着しつつありますが、歴史的にもCM情報が道民の生活水準の向上、生活機能の近代化に果たした役割は非常に大きなものがあります。一例を挙げますと昭和58年当時の横路知事の提唱による[一村一品]運動を大きく支え、今日地場名産品として全国市場に君臨している数々の商品はテレビの宣伝力による処が大きいのです。又、現在テレビ・ラジオショツピング、カタログ通販などは極当たり前の事となっていますが、この先鞭となったのは昭和47年HBCテレビ[パック2PM]です。皆さんの中でご記憶の方もいらっしやるかと思いますが、在宅の奥様をターゲットにした生活情報番組としてスタートしたものです。この中でテレビショツピング情報を編成しました。これまで商品は手で触って実物を見て買うというのが一般の慣習であり、テレビの画面で商品を販売するのは消費者保護の立場から問題であるとの行政の指摘もありましたが、当時のスタッフは時代が変わり視聴者の価値観の多様化と新しいニーズに対応するための新しい生活情報であるとの観点から実施に踏み切り、札幌市内のデパート5店とのタイアップで行いました。この事で都市部を除く道内の多くの人々は、茶の間にいながらにしてデパートの推奨する商品を選ぶ事が出来ることから大きな反響を呼び、その後テレビ・ラジオショツピングは生活情報として定着しております。これらの実例はほんの一例に過ぎませんが、現在テレビ・ラジオはどのような考え方でお茶の間の皆さんに情報を送ろうと考えているのか、又コマーシャルを提供している広告主の考え方はどのように変わりつつあるのかを極く簡単に述べて見たいと思います。

時代とともに変る送り手の対応

このようにラジオ・テレビが生活の一部となり大きな情報源になっていることを申しあげましたが、毎日の行動を振り返って頂いても朝一番に新聞に目を通される方が多いと思いますが、新聞で皆さんは何からご覧になるでしょうか。新聞紙面を読む事を閲覧と言いますが、或調査によれば圧倒的に閲覧率の高いページはテレビ欄だと言われています。又、最近ではお悔やみ欄も高い閲覧ページで、その他に社会、スポーツ、生活欄特に健康欄などが挙げられ、一面は見出しを見る程度という方が多いと言われています。因みに先程紹介した某大学の調査では芸能、スポーツ欄が圧倒的に高く、政治経済に対する感心は低いという結果が出ています。このようにそれぞれの年代の差があると思いますが、各世代を通じて多くの方はテレビで今日一日の視聴番組を自分なりに選択し、それに併せて行動のパターンを決める事が多いのでは無いかと思います。
さて、現在皆様がご覧に成っている放送はNHK・民放の番組ですが、これは専門的にはアナグロ放送です。最近[BSデジタル放送]とか、放送のデジタル化という用語がテレビの画面に頻繁に出て来ますが、2000年12月にBSデジタル放送が開始されましたが現在の各テレビ局の番組もこの7月24日からは全てデジタル化される事となります。私も専門的な事は良く判りませんが、現在のアナグロ放送と言うのはテレビ局が電波に映像や音声を乗せて直接家庭の受像機に送り込む放送形式で、これに対しデジタル方式とは映像や音声を数値データーに変換して送信し、受信側がそのデーターを映像や音声に分離して再現する方式です。そのためデジタル放送は現在のアナグロ放送に比べて一度に大量のデーターを圧縮して送る事が可能となりました。

BSデジタル放送はこれまでの放送に比べて4つの大きな特徴があると言われています。、

?? 放送の多チャンネル化が可能となった。

現在BSデジタル放送はBS1からBS10まで10チャンネルが視聴可能です。

?? 高画質でワイドな画面

BSデジタル画面はデジタルハイビジョンという方式でこれまでのテレビに比べて走査線数が多く(アナグロテレビは480本、デジタルテレビは1080本)従って画像の密度も高く画面がより鮮明となった。又画面も従来のヨコ・タテの4:3から16:9になり臨場感のある映像を楽しめる事が可能となった。

?? 高音質が可能

?? データー放送、双方向サービスが可能

BSデジタル放送では番組に関連した情報やニュース、天気予報などがすぐに引き出せる、又電話回線を利用してクイズ番組への参加、ショツピングが可能となりました。このようにテレビの放送自体もハード、ソフト両面で年々急激な発展を遂げつつあり、放送の送り手である放送メディアも、特に民間放送の場合はその放送を利用するスポンサーもメデイアの中での[情報]性を如何に高めるか、常に視聴者の方々のニーズを見極めながら放送の番組、CM等を考えなくてはならない時代となってきました。生活に関連した番組でも生活情報の持つ位置づけが極めて高く、それだけに正確な情報を送ることが求められている訳です。一つ例をお話ししますと、私も循環器の病気にかかり、健康問題、予防等には大変関心が高いのですが、或る番組で血液をサラサラにするには納豆が極めて効果的な食物であると聞き、毎日納豆を食べていた患者がおりましたが、その方はワファリンという血栓予防薬を服用しており、ワファリンを服用している患者が納豆を食べると納豆キナーゼという酵素が薬の効果を阻害すると言われています。このように納豆を推奨する場合もこのような例外もコメントしなければ逆効果を生む事になるわけです。これは一例ですが送り手としてはこのような事も充分検証して行く必要があるわけです。又CMにしても一方的なメリットのみを強調するだけでは消費者の共感を得られません。その商品の特性、性能を正しく説明することがコマーシャルの本来的使命であり、イメージに訴えるコマーシャルからインフーメーションの方式に変わりつつある事も時代の流れでしょうか。CMの放送についても放送上様々な規定を設け視聴者に正しい情報が流されるようなシステムが採られております。この事は商品情報のみならず、衣食住全ての情報についても言えることだと思います。これからのメディアは情報の果たす役割を充分自覚しなければ多くのメディアの中かでの信頼を失い存立出来ない時代となって来ました。その意味では情報を受ける方々がこれらの情報の中から有益な正しい情報を選択出来る可能性が益々増えつつあるわけです。これまでマスコミとしてのテレビの情報についての流れをお話してきましたが、最近シニア世代の情報源として静かなブームを呼んでいるものにラジオでNHKの[ラジオ深夜便]言う番組があります。テレビの普及により一般的にはラジオとの接触の機会が少なくなりつつありますが、この番組は毎晩午後11時から翌朝午前5時まで放送され、心の安らぎと生きる活力を与える番組として全国でも平均400万の人が聴いているという調査結果がでています。一度も耳にされたことのない方は一度お聞きになってはいかがでしょうか。懐かしい歌あり、エッセーあり、世界の二ユース、人生談義など多彩な番組で構成されています。活字メデイアについては省略しますが、活字の中でも古くからご家庭の主婦層に人気の高い[チラシ広告]について少し述べてみたいと思います。毎日、新聞とともに膨大なチラシが配達されこんなチラシに広告の効果があるのかと疑問に感じている方も多いと思いますが、現在の消費不況の時代にチラシの果たす役割が再認識され、[チラシで読む日本経済]という本まで上梓されています。調べてみますとチラシの元祖は東京日本橋駿河町の呉服商越後屋(現在の三越)で今から300年前に[引き札]と称して配っていた物です。これは日本商業界での画期的な販売革命と言われている物です。その後スーパー店の発展がチラシ広告を大きく発展させる原動力となりました。因みに日本でのスーパーの第一号は1953年オープンした東京青山の紀伊国屋で、現在話題を呼んでいるダイエーは一号店を1957年に大阪でオープンさせています。最近の調査でもチラシの接触率はテレビ72%、新聞54.5%についで47.5%とコンスタントに高いことが示されています。これまでは情報を発信する立場から縷々申し上げましたが、今度は立場を変えて我々がこれらの情報を具体的にどのように利用すべきかについて自分自身の体験を踏まえてお話したいと思います。

6.情報の収集・整理

情報を効率的に活用するには的確な情報の入手が必要であることは当然ですが、これらの情報を如何に整理して行くかが大きなポイントでもあります。この整理法については多くの方が様々な整理法について書いておられますが、要は一人一人がおかれた環境と自分流の一番いい方法を行えばよいわけですが、最近の流れの中でこの機能を充分果たしてくれるのがパソコンであることには間違いないと思います。パソコンを生活の中でどのように活用していくかはこれまた千差万別ですが、私は林晴比古さんの書いた[パソコン書斎整理術]を一つのモデルとして紹介したいと思います。氏はこの中で情報を整理する原則は、費用がかからなくて、すぐに始められて、維持が簡単で、効果が高い事だと述べています。又、竹村健一氏は情報整理の基本的ポイントとして、目的をはっきりさせる、情報レベルを高める事を心がける、そして気づいた情報はその場で必ず整理する習慣を付ける、ラジオ・テレビなどから得た価値ある情報は即座にメモを取る、最後に古くなった情報はどんどん捨てる、を挙げています。我々の生活の周りを見ても、未整理なためとっさに困る事が多々ある事は皆さんも日常生活で数多くご経験の事と思います。テレビがうまく写らない(取り扱い説明書は)、銀行預金の番号、クレジットカードの番号が必要、(番号は)など数え上げたらきりがありません。新聞記事のスクラップ、蔵書録、住所録、銀行、保険などの書類、住宅関係の書類、医療関係の控えなど個人個人により違いますが、これらの情報を整理することが日々の生活の中で非常に効率的であることを私は常日頃実感しています。私の整理法はパソコンと連動させていますが、パソコンを使わなくとも出来る方法を紹介します。これも先程紹介した林さんの整理法ですが、私は情報を分類して、[整理フアイル]と[記録フアイル]に分けA4型のクラフト封筒を利用しています。それぞれに通し番号を打ち、関係する資料をその中に纏める事により何時でも迷わず資料を探す事が可能となります。この一覧表を作り手元に置いておくだけでよいわけです。新聞スクラップ、雑誌の切り抜きなどは必ず掲載月日と掲載元を記録しておくことが必要です。本の中での名句、語録、又人との会話の中での印象に残る言葉などもコピーしておくと後々大変参考になりますので、著者、本の題名、引用ページ数なども記録されるといいと思います。
私の場合はこのほかにパソコンとデジカメ、スキャンを使って情報の整理を行っています。皆さんもきっと困っていることの一つに写真のアルバムがあると思います。年月が経るとアルバムの数も膨大になり保管場所に苦労させられます。そこで古くなったアルバムの写真をスキャンしてDVD等に保存する事でアルバムは纏めて物置にでも保管すればよいということです。又、住所録も電話番号順に整理したフアイルを作っておくと、留守番電話の相手方を確認する場合なども即座に確認できるメリットがあります。いずれにせよ情報を効率的に活用する事が毎日の生活に潤いを持たせる大きな原動力だと思います。特にシニア世代にとっては健康、医療、生き甲斐のある生活情報はこれから欠かす事の出来ない物だと思っています。その有力な武器がパソコンです。現代社会の中で情報収集のためにはパソコンは欠かすことの出来ないものとなりつつあります。

7.シニア世代とパソコン

パソコンの普及が進み、特にシニア世代のパソコン熱が高まりを見せていることは皆さんご案内の通りだと思います。平成に入ってからシニアを対象にしたネットが続々と誕生しています。札幌にも2001年秋札幌シニアネットが立ち上がり現在会員数も500名を越えています。(註 2011年4月現在)。このネットの目的は[パソコンで広がる第2の人生]で、メールを通じて近況を語り合うほか、料理、音楽、デジカメ、HP作成などの趣味のグループや、パークゴルフ、歩こう会、登山などのアウトドアーなど多彩な活動が行われています。勿論パソコン技術の向上を意図した学習会なども大きな活動の母胎となっています。毎日のメールの中でもシニア世代の積極的な取り組みにはものすごいパアーを感じさせられます。新しい情報技術の取得に対する飽くなき挑戦、努力、人的ネットワーク作りへの努力はきっと豊かな日々の生活の生き甲斐となっている事だと思います。
この生き甲斐について[パソコン賀状に四苦八苦]という投稿が目に付きました。(2002.2.14日道新プリズム欄)私はこの投稿者(おそらく60歳代のご婦人)のパソコンにかける情熱と1枚の年賀状が完成した喜びが文面を通して伝わり大きな感動を覚えました。特に最後に[こんな小さな画面とマウスが美しい絵柄を生み出し、世界中にネットワークを拡げる不思議さに、私は子供のように目を輝かせてしまう。未だ人見知りの私はパソコンに親しくなれないけれど、そのうちきっと手をつないで一緒に遊べる日が来るに違いない]と結んだ言葉が印象的でした。
時代とともに日日進化するITの世界ですが、われわれシニア世代も更に充実した豊かなパソコンライフを享受したいものです。

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